不動産業者の中に新築のマンションや中古マンションの投資限定で売る業者も居るようで、その方たちの仕事は専ら営業電話をしているようです。

個人のお客様に直接連絡し、投資物件を買わないか?とひたすら連絡し、アポが取れるまで電話をし続けるという会社があると聞きました。ではなぜそのような会社があるのか。

表題にもしていますが、実際にこのような内容の会社は儲かるのか。考えてみます。

沢山の営業マンが一日中電話をかけお客様とアポが取れるのは数件あればいいようで、ひどい時には一日中連絡しても一件もアポが取れない日もあるそうです。

こういう会社の売り上げとしては、一件の売買が成約されると仲介手数料を両手を貰っていないと運営していくのは厳しいです。若しくは売買している物件が自社ルートでの販売限定としている場合が考えられます後者の場合ですと、販売価格に自社の利益を上乗せし販売されているでしょうからとても利益があるのでしょう。

テレアポのみの営業を行っている会社が存続している理由がそこにあります。1件の契約をして50万円ぐらいの利益しかない売買の取引をする為に従業員を沢山雇い、電話のみでお客様を探し、契約する。とすると経営していくのは無理がありますよね。営業成績が良くてもお客様を毎月継続していくことはほぼ不可能でしょうから。

このような会社は高収入をうたい文句に常に営業マンを募集している傾向にあります。基本的にこのような会社がいわゆるブラック企業になっていることが多いのです。

不動産の投資に関しては悪いことではないですし、お客様からも信頼して契約をして頂けるなら問題はないですが、実際このような会社が存続していることに私個人疑問を抱いております。