昨今、都心部賃貸マンションで盗聴器が設置されていた。という事が大変増えております。年間に発見される件数は最低でも1万件以上あるようです。盗聴器というものは簡単に2~3万円など簡単に入手する事が出来、年間20~40万台が販売されているようです。

不安に思い調査を依頼したところお部屋に盗聴器が設置されていた場合、その責任はだれにあるのか。どのような事が考えられるのか。確認しておきましょう。

①オーナーさんがつけた。
②管理会社がつけた。
③前入居者がつけた。
④彼氏・彼女につけられた。
⑤自身で設置してしまった
ずっと設置されていた。

以上の要因が考えられます。

①オーナーさんがつけた。

物件を所有しているオーナーさんが設置している場合もあるようです。「悪気はなく、入居者が変な事をしていないかどうかの確認をするためだ。」という理由で設置していたことが過去に事件として発覚したことがあるようです。悪気の有無は入居者にも法律にも関係ないですよね。お互いの信頼関係が崩れることになるので、やめて頂きたいですね。

②管理会社がつけた。

これは最近ニュースで報道されていましたが、若い女性の入居者のお部屋に管理会社の社員が勝手に盗聴器を設置していた。という事件がありました。この方はこの女性の事を知っており、設置したようです。管理会社という立場利用した極悪非道な犯罪です。信じていたはずの管理会社にこのような事をされるとマンションに住むのが怖くなりますよね。

③前入居者がつけた。

前入居者が退去する際に、このようなコンセントのカバー内に盗聴器を設置していた。ということも多々あるようです。また、二又コンセントやUSBコンセントなど、お部屋に残置物として残っていたものがあれば注意が必要です。前入居者が忘れていった可能性もありますが、あえて残していった。と言う事も考えられます。

④彼氏・彼女につけられた。

テレビなどで放送されている番組内で多くみられる原因ですが、実際にこのようなケースがとても増えているようです。このケースの場合、発覚するのがほとんどの場合、交際後になるようです。原因としては相手が浮気をしていないかの確認や、自身の事を電話などでどのように伝えているのか。という事の為に設置するようです。このような事をしなければならない相手と一緒に居る意味が分かりませんが、誰の得にもならないので、やめてほしいものです。

⑤自身で設置してしまった。

入居前に盗聴器の設置確認をしてから入居した場合でも下記の様な事があるので、100%安心は出来ません。家電量販店などで二又コンセントや延長コードなどを購入し設置しただけ。というかたでも盗聴器を購入しているリスクがあります。なぜこのような事になっているのかよく分かりませんが、店頭に販売されている商品に盗聴器が仕込まれている場合があるようです。盗聴器を購入した。という意識は無く自身で設置している場合もありますので、こういうこともあるんだ。と覚えておいて下さいませ。

⑥ずっと設置されていた。

③の場合もありますが、残置物として残っていたコンセントプラグなどに盗聴器が仕掛けられていて、前入居者も知らないままずっと使用していた可能性もあります。この場合、誰が設置していたのか。追及するのはとても困難になります。残置物があった場合には速やかに処分する方が良いでしょう。


以上①~⑥までの要因が考えられます。自身で盗聴器がセットされていないか確認は出来ますが、やはり業者に依頼調査してもらうようにしましょう。法的処置や犯人の追及をしてくれることもあります。自身に身に覚えのないことでも、盗聴という卑劣な犯罪行為に巻き込まれている可能性があります。自身の会話を知らない人が聞いている。そう思うと家で落ち着くことが出来ないですよね。怖いな、と思った方は一度専門業者にご相談することをお勧めいたします。