引越しした部屋のエアコンから異臭がしたことはないですか?若しくは壊れていた!なんてことはないでしょうか。真夏や真冬にエアコンが壊れてしまうと辛いですよね。そんなときの対処法をお教えします。

まず、お部屋のエアコンが【設備】なのか【残置物】なのか。を確認します。賃貸借契約書を確認すれば必ず記載しています。記載のない契約書だった場合は、管理会社やオーナー様に連絡し、確認しなければなりません。

残置物】だった場合、オーナー様に修理をする責任はありません。故障や修理が必要な場合は、自身の所有物として新たに設置、修理する必要があります。

設備】だった場合、オーナー様の費用負担にて修理、取り換えをしてくれます。使えなくなった旨を管理会社に連絡し、工事してもらいましょう。

憶えておいていただきたいのが、設備である場合でも、【故障・破損】はオーナー様の費用負担にて工事をしていただく事が可能ですが、ニオイや洗浄などはオーナー様負担で工事をしていただく事は不可能です。

管理会社によっては前入居者が退去された際のハウスクリーニングの際、エアコンや照明器具、コンロなど細かい所まで丁寧に掃除している所もあります。しかし実際そこまで丁寧なハウスクリーニングを実施している物件は少ないです。

エアコンの異臭の原因は、フィルター掃除がされていない、エアコン内部で菌が繁殖している場合などが考えられています。入居された際はまず、エアコンのフィルター洗浄しましょう。これをするだけで悪臭がなくなる場合もあります。後は、吹き出し口の清掃ですね。いくら中身を綺麗にしたとしても吹き出し口にゴミがあると綺麗な空気を出しているはずが、ゴミを散布していることになりますので、フィルター掃除と一緒に吹き出し口も掃除する必要があります。

エアコン掃除で忘れがちにはなりますが、室外機の掃除も忘れずにしましょう。風を送るには、室外機が外気を取り入れています。室外機が目詰まりしていると風が出なくなりますので、忘れずに掃除をしましょう。