近年建設された新築マンション(賃貸・分譲問わず)では、どの物件にもオートロックが設置されています。オートロックは本当に必要なのか。確認しましょう。

オートロックが設置されていることにより、マンション入居者以外の者の立ち入りは難しくなります。さらに、面倒な訪問販売や、ドアポストへのチラシ投函などは防ぐことが出来るでしょう。
しかし、マンション入居者の友人や、工事業者、ホームヘルパーなど入居者以外の方の侵入は容易になります。

マンション一棟で10~20戸程度のマンションであれば、他室の方とコミュニケーションをとり、入居者同士での防犯意識がうまれることがあるようです。しかし、30戸以上のマンションになると、入居者同士のコミュニケーションは難しくなります。

大規模なマンションになると、管理人が常駐している所が多くなっていますので、不審者の侵入は難しくなっています。しかし、管理人が常駐しているからとはいえ、管理人が24時間勤務しているわけではないので、気をつけなければなりません。平日のみの管理であったり、午前中だけ、巡回だけ。など様々な勤務体系がありますので、確認しておかなければなりません。

オートロックがあるからと言っても、用心することに越したことはありません。自身の帰宅時にオートロックを開錠した際、後ろから人がついてきていると、他室の入居者だと思ってしまいますが、その人が入居者ではなく、犯罪を目論む不審者だった。なんてことはよくある話です。

あくまで個人的な意見にはなりますが、オートロック必須を条件に部屋探しを探している方が多いですが、あまり意味がないのではないでしょうか。本当に必要な条件は、オートロックなのか再確認をするのはどうでしょうか。